エコアクション21認証が加点対象に【2023年1月改正③】

前回の投稿から半年以上が経ってしまいました💧

ひき続き2023年1月に改正された経営事項審査についてお伝えいたしますので、
お読みいただけますと幸いです!

2023年1月の改正によって、新たに環境省が定める「エコアクション21」の認証取得が加点の対象になりました。
エコアクション21の配点は3点です。

改正以前から加点の対象となっていた国際標準化機構が定める規格「ISO14001」の配点は5点

ISO14001とエコアクション21の両方の認証を取得している場合でも、
評点の合算は行われず、加点は5点となります

■ISO14001のみ登録              5点
■エコアクション21のみ登録          3点
■ISO1400・エコアクション21どちらも登録   5点

エコアクション21はISO14001と比較すると
①認定にあたっての審査基準が少なく、認証手続も簡便
②低予算で取得可能
であるため、評点の合算は行われないそうです。


新規の認証・登録にかかる費用ですが
例えば従業員100人規模の場合ですと
 ISO14001          160万円程度
 エコアクション21      30万円程度
※あくまで目安です。
いずれも取得後に維持・更新の費用等が発生します。

また、次のような場合、加点の対象になりません...
①認証の範囲に建設業が含まれていない場合
②認証の範囲が一部の支店等に限られている場合
こちらについては、ISO14001も同様です。

エコアクション21の認証を受けるメリット
①顧客や取引先からの信頼を得られる
②ビジネスチャンスがひろがる
③金融機関によっては低金利で融資を受けられる
などが挙げられます。


宮城県内では2023 年 5 月末現在、35事業者が認証・登録しています。
(エコアクション21事務局HPより)


エコアクション21の詳細についてはこちらをご覧ください→エコアクション21中央事務局HP

北海道・東北エリアのお問い合わせ先・事務局はこちらです→NPO法人環境ネットやまがた

以上、お読みいただきありがとうございました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です