経営事項審査(経審)|宮城・仙台|稔行政書士事務所

経 審
経営事項審査とは?
経営事項審査は、建設業者が元請として公共工事を受注したい場合、欠かせない手続きのひとつです。
略して「ケイシン」といわれています。
経審は、建設業者の経営規模や経営状況、技術力などを点数化して評価する制度です。
評価の対象項目は次の5項目
- X1 完成工事高
- X2 自己資本・平均利益額
- Y 経営状況
- Z 技術力
- W その他の審査項目(社会性等)
この評価項目ごとに決められた数値を掛けた合計が「総合評定値P点」です。
総合評定値P点 = 0.25X1 + 0.15X2 + 0.2Y + 0.25Z + 0.15W
このP点を基準にして入札のランク付けがされています。
公共工事を受注するまでの流れ
入札参加資格を得るためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。
◎大きく分けると次の3つのステップ
STEP1 受注したい業種の建設業許可を受ける
STEP2 経審を受ける
STEP3 入札に参加したい行政機関等への入札参加登録をおこなう
◎一般的な流れにはなりますが、もう少し具体的に…
- 建設業許可を取得
- 決算日→確定申告
- 決算変更届提出
- 経営状況分析申請
- 経営事項審査(経審)申請
- 経審結果通知の受取
- 入札参加資格審査申請
- 入札に参加 ⇒ 落札
◎経審の有効期間は、決算日から1年7か月です。
毎年公共工事を元請として受注したい場合は、毎年定期的に経審を受ける必要があります。
(下請業者として公共工事を施工する場合、経審を受ける必要はありません。)
経審にかかる費用
実 費
◎自社で手続きを行った場合でも発生する費用です
決算変更届出
法人事業税納税証明書 取得手数料 400円
(経審を受けない場合でも決算変更届に必要)
経営状況分析
経営状況分析手数料 13,600円
(分析機関等によって異なる場合があります)
経審
経審申請手数料 11,000円~
(1業種追加ごとに2,500円されます)
消費税及び地方消費税納税証明書 取得手数料 400円
報酬
◎弊所にご依頼いただいた場合の料金
決算変更届出 55,000円(税込)~
経営状況分析 44,000円(税込)~
経審 66,000円(税込)~
評点シミュレーションも承ります。
お見積りは無料でいたしますので、お気軽にお問い合わせください。